立食パーティーのマナー
気軽に参加できてもマナーは守るべき
様々なシーンで立食パーティーに参加する機会があるものですが、椅子に座って食事をする場合よりもどちらかと言えば堅苦しいイメージがなく、気軽に参加できるように感じられるのが大きなメリットです。
気軽に参加できそうなイメージがあると言っても、正しいマナーを守らなければ恥ずかしい思いをすることには変わりありません。
大人として相応しい振る舞いを心がけながら、楽しめるようにしたいものです。
参考:間違って覚えてない?失敗しない立食パーティーの基本マナー
立食パーティーで注意すべき点
あまり気取らずに参加できると思っている方が多い立食パーティーですが、最低限のマナーを守らなければいけません。
例えば、立食パーティーだからといって食べ歩きをするのはNGです。
好きな食べ物をお皿に取ったら立ち止まって食べるのが基本です。
色々なメニューが並んでいるため、あれこれと気になるものをお皿に載せたいものですが、好きなものを片っ端から取って山盛りになるくらいに盛りつけするのはNGです。
お皿のスペースを考えながら2~3種類程度に留めておき、お皿の一部分は開けておいて飲み物を入れるグラスを乗せるようにしておくと良いです。
一度取ったものはきれいに食べてしまうことも大切です。
あなたの口に合わなかったからという理由で食べ残してしまうのは、他人から見ても決して良い行為とは思えません。
料理を取る際には並んでいる順番を意識してみましょう。
よく確認してみると前菜や魚、肉、デザートなどの順番にメニューが並んでいる場合が多いはずです。
これはコース料理と同じように並べてあるため、あえて順番に取りやすいように並べられています。
もちろん好きなから取っていただくのも自由ですが、好きなものばかりを偏って食べていることをチェックしている方も多いです。
あまり自分の印象を悪くしたくないお見合いパーティーなどに参加している場合には十分注意してください。
立食パーティーでは特に服装を指定されていない場合がありますが、基本的にはフォーマルな印象を受ける服装を心がけてください。
男女ともにジーンズとポロシャツなどのカジュアルな服装は相応しくありません。
男性の場合はスーツを、女性の場合はゆったりめのワンピースなどを選ぶと良いでしょう。
女性は大きな荷物を会場内に持ち運ぶのはNGです。
たくさんの人が参加していると邪魔になってしまうため、できるだけ小さなショルダーバッグなどを持参し貴重品を持ち歩くようにしてください。
大きな荷物をどうしても持ち込まなければいけないという場合は、会場内ではなく会場の責任者などに預かってもらうようにしてください。
周りの人に迷惑をかけることがないよう配慮することも立食パーティーでは必要になることを覚えておきましょう。