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美術館のマナー

展示物に触らない

最近、大人の趣味の一つとして人気も高まりつつあるのが美術館での鑑賞です。
芸術的な感性が刺激されたり、気軽に出かけられる、教養・知性が見つけられると、人気の趣味となっています。

しかし、美術館には忘れてしまいがちな様々なマナーがあるので、訪れるまでに一応確認しておくのがおすすめです。
一般的なマナーは心得ていても、美術館の独特のマナーもあるものです。
マナーを守って訪れることで、自分はもちろんのこと、周囲の人も充実した楽しい時間を過ごすことができます。

まず、基本中の基本として、展示物には触れてはいけません。
これは、展示されている作品を保護するために決められているルールです。
見た目にはわからない、変化がないと感じるかもしれませんが、皮脂が付着してしまうと、長い目で見た時に変色などの危険があります。

洋服の袖や帽子のつば、リュックの端っこ、パンフレットなど、気づきにくい部分であっても作品に触れてしまうと表面を傷つけてしまうので要注意です。
もちろん、壁面や作品の額も触らないように注意しましょう。
故意に触っていると受け取られるような行為をすれば、セキュリティなどから声をかけられることもあります。

筆記用具の種類に要注意

美術館の施設内、ほとんどではメモを取ること自体は禁止されていません。
しかし、使用する筆記用具の種類には制限がある場合が多いので事前に確認しておきましょう。

特に、ボールペンやシャープペンシルには注意が必要です。
シャープペンシルは芯が折れて飛びやすく、作品を傷つけてしまう可能性があります。
また、ボールペンはインクが付着して汚れてしまう可能性があるだけではなく、金属の端っこが当たって作品を傷つけてしまう可能性があるからです。

ベターなのは、普通の鉛筆です。
受付の人に聞けば貸し出してくれる場合も多いので、一度確認してみましょう。
メモを取りながら作品を楽しみたいという気持ちはわかりますが、マナーを守り、ルールの中でメモを取るようにしてください。

飲食は基本的に禁止

ほとんどの美術館内では、飲食が禁止されています。
何かを飲みながら食べながら鑑賞するのはありえませんが、実はガムや飴も禁止されています。

万が一、咳やくしゃみが出てしまった場合に、ガムや飴など口に入っているものの成分を含んだだいきが作品についてしまい、シミになる可能性があるからです。
その日の体調などの理由でのど飴をなめておく必要があるという場合には、受付などで相談するようにしましょう。
美術館によっては、食べ物や飲み物を鞄の中に入れておくこと自体禁止されている場合もあるので、事前に確認しルールを守るようにしましょう。

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