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挨拶のマナー

意外とできない人が多いものです

よく海外の人から「日本人は礼儀正しくて素晴らしい」と評価されることが多いものですが、実際には本当に礼儀正しい人ばかりではありません。
礼儀の基本である挨拶がきちんとできていない人があまりにも多いため、日本人に対する評価も下がってしまう時がそう遠くない日に訪れるかもしれません。
きちんと挨拶ができることが社会人として常識であり、当たり前の事だと認識しなければいけません。
自分自身ではできているつもりでも、意外とできていない事があるものなので改めて再確認してみましょう。

相手の目を見て明るい表情を

挨拶をする際に心がけたいのが、相手の目を見ることです。
目も合わせずに言葉だけで挨拶をされても、気持ち良いと思えるはずがありません。
適当に挨拶をされているような印象を受けて、誰もが不快に感じるはずです。
まじまじと相手の顔を見る必要はありませんが、一瞬でも目を合わせてきちんと挨拶をするのが基本です。

そして忘れてはいけないのが明るい笑顔です。
顔が引きつったまま無表情で挨拶をされてしまうと、「本当は挨拶もしたくないのに無理をしているのか?」と思われてしまいます。
眉間にシワを寄せながら挨拶をされると、むしろ不快な気分になるものです。
気持ち良い挨拶を心がけるためにも、笑顔を忘れないことを覚えておきましょう。

ハキハキとした言葉を心がけましょう

自分では挨拶をしたつもりでも、相手の耳に届かなければ意味がありません。
聞こえないようなか細い声で挨拶をしても、全く良い印象を与えることができません。
口の中でモゴモゴ話すのではなく、しっかり聞こえるようにハキハキと話すように心がけてください。
勘違いしてはいけないのが、あまりにも大きな声を張り上げることです。
運動部の出身者は大声で挨拶をするように指導されていた方も多いため、社会人になってもそのクセが抜けきっていない可能性もあります。
確かに元気な挨拶は良いものですが、限度を超えて大声で挨拶をするのは考えものです。
良かれと思って大きな声にしたつもりでも、逆効果になる可能性もあります。
社会人としてTPOを見極めるという意味でも、適度に元気の良い挨拶を心がけてください。

挨拶の時にお辞儀をする場合

挨拶をする際にお辞儀をすることでとても礼儀正しい印象を与えることができます。
通りすがりに挨拶をする場合は軽く頭を下げる会釈を、自己紹介をする場合などは敬礼を、最も敬意を表す感謝の気持ちを伝える場合などには最敬礼という形でお辞儀の種類を使い分けてください。
この時注意したいのは、目を見て挨拶をしようとしながらお辞儀をすると上目使いになってしまう可能性があります。
まずは目を合わせてからお辞儀をして視線を足元に落とすようにすると良いです。

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