誕生日に避けたほうがいいプレゼント

目上の人に靴・靴下はNG

大切な人の誕生日プレゼントを選ぶのは、楽しいひと時です。
相手が本当に喜んでくれるもの、使ってくれるものを選びたいと思うものですが、実はそこには見落としがちなマナーもあります。

誕生日のプレゼントを成功させるために覚えておきたいマナーの一つは、誕生日プレゼントで避けた方がベターとされているものです。
基本的に相手が喜ぶものであれば問題ないのですが、贈る相手が職場の先輩や上司、取引先の相手など、目上のかたに送る場合にはいくつが覚えておきたいポイントがあります。

目上の方に贈る誕生日プレゼントの一つとして、タブーとされているものの一つは、靴や靴下です。
日本人のイメージでは、靴や靴下には踏みつけるという意味合いがあります。
足で床を踏みつけるというイメージがあるので、目上の人に送るとその相手を踏みつける踏み台にするといったネガティブな意味が伝わってしまう可能性があります。

特に、靴下の「下」の漢字には相手を見下すというイメージを連想させる可能性があります。
靴下はもちろんですが、「下」の漢字を含んでいるアイテムを送ると、失礼だと感じる方がいることを覚えておきましょう。
全ての人が嫌悪感や不快感を抱く気にするというわけではありませんが、相手との関係の距離感やシチュエーションなどを考えて判断するのが良いでしょう。

筆記用具・時計も注意

誕生日プレゼントとして一般的ではあるものの、一部の人に送るのは避けた方が良いアイテムは筆記用具・時計です。
ボールペンや万年筆などの筆記用具や腕時計などは、誕生日プレゼントの定番です。
しかし、贈る相手によっては「もっと仕事に打ち込むように」「もっと一生懸命勉強するように」といった印象を与えてしまう可能性があります。

もちろん、贈る側にそのような意図があることは、ほとんどありません。
ただ相手の受け取り方次第では、せっかくの誕生日プレゼントが台無しになり、相手を不愉快な気持ちにさせてしまうことがありえます。
目上の人へのプレゼントには、筆記用具や時計は避けるのがベターでしょう。

ハンカチは「てぎれ」の意味も

誕生日プレゼントの定番アイテムとしてハンカチは非常に人気ですが、目上の人に送るのは避けた方が良いでしょう。
ハンカチを漢字にすると「手布(てぎれ)」となります。

この言葉は、縁を切るといったネガティブな意味を連想させてしまうことがあるので、風習やしきたりを重んじている人にとってはネガティブな印象があり、不快感を与えてしまう可能性があるでしょう。
ハンカチは実用性が高くプレゼントとして非常に人気のアイテムなので、しきたりや風習をそれほど重んじていない方や年代がお相手であれば基本的には問題ないでしょう。

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