出産祝いを贈るタイミング
出産祝いは、出産1週間後から1ヶ月の間に贈ります。
その中でも特に都合が合えば、1週間目のお七夜や、生後1ヶ月目のお宮参りの時が良いとされています。
贈る側としては、早くギフトを渡したいと思うものですが、出産後の母親の体調は万全でないので、体調を考えて時間をおいてから、出産祝いを渡します。
出産前にギフトを贈るのは良くないとされており、出産を確認してから贈るようにしましょう。
出産前に贈ると、万が一流産や死亡などということもあり、良くありません。
出産したときは1週間後から、帝王切開だと10日後からが普通です。
これ以降の期間に出産祝いを、訪問して手渡しか、または郵送で贈ります。
ギフトを贈る日は、大安の日が良いとされますが、先勝や友引などの日も吉日で良いとされます。
曜日に都合が付くならば、このような日に贈るのが良いでしょう。
贈るときには迷惑をかけない
もしも手渡しで訪問して贈るときは、少人数で訪れて、長居しないようにします。
出産後は母子共にデリケートな状態で、何かと赤ん坊に気を遣い手間をかけます。
部屋に入る前には手洗いをしておき、香水を多く使いニオイが強い、派手な化粧やアクセサリーを身につけるなどのことはしないようにしましょう。
体調が悪いなら、無理して訪問せず、郵送で贈るようにします。
郵送で贈るときは、相手に届く時間を知らせておきましょう。
知らせておけば相手もその時に時間を空けておくことができ、負担を減らせます。
贈る品は簡易包装にするようにして、何重もパッキンで包むなど、手間のかからないように工夫します。
出産祝いの品
出産祝いは、手渡しのときは風呂敷や手提げ袋に包むか、または汚れないように工夫して持っていきます。
ベビーウェアやよだれかけなど、やはり赤ん坊に関係する品を贈るのが良いでしょう。
相手の好みに合わせるのが難しいとなると、カタログギフトなどでも喜ばれます。
ギフトを贈るときは、一言メッセージを添えておくと、あなたの気持ちが相手に伝わります。
出産祝いの時に品物を贈れなかったならば、1歳の誕生日などに贈っても構いません。
そのときは、知育玩具や年齢に見合う服などを贈ってあげると、喜ばれます。
熨斗を付けるときは、白赤の蝶結びの熨斗を使用し、出産祝いなどと表書きをして、自分の名前を書きます。
品物として弔辞で使われる日本茶、縁を切るということを連想させる刃物は止めた方が良いです。
出産祝いのメッセージには、「なくなる」などの言葉は使わないようにしましょう。
母親になり育児休暇を取るような人の中には、会社を休む事に後ろめたさを感じることもあり、メッセージには仕事の事には触れないのが無難です。