電車のマナー
電車が来たら降りる人が先に
通学や通勤、プライベートでも仕事でも多くの人が電車を利用することでしょう。
電車の中で、自分も他の人も快適に過ごすためには、一人一人がマナーを守ることが大切です。
電車の乗降時には、降りる人が先であるというマナーを覚えておきましょう。
乗るのは、降りる人が全員いなくなってからです。
まだ降りている人がいるにもかかわらず無理やり乗り込むのは、非常に迷惑なだけではなく、危険な行為でもあります。
降りる時には、乗るのを待っている人がいるということを意識し、前の人に続いてスムーズに降りるようにすることが大切です。
電車を待っているときには、きちんと一列に並ぶようにしましょう。
大きな駅では2列で並んで、電車が到着して降りる人が全て降りたら、左右のドアに沿って順番に乗って行きます。
中には、列に並ばないで横から割り込むようにして乗車する人もいます。
これは並んでいた人たちを不快にさせますし、スムーズな流れが乱れやはり危険な行為と言えます。
歩きスマホはホームでは絶対にNG
最近では、安全のために歩きスマホ禁止を訴えるアナウンスやポスターが駅構内や電車内で増えています。
歩きながらスマホをしていると、自分だけ周りよりも歩くペースが遅くなってしまったり、前から歩いてくる人が見えずぶつかってしまうということが考えられます。
また駅のホームで歩きスマホをしていると、ふと人とぶつかったタイミングでスマホが線路に落ちてしまう可能性があります。
スマホならまだいいですが、ぶつかった相手や自分自身が線路に落ちてしまうという可能性も考えましょう。
歩きスマホは、電車の行き交うホームでは特に命に関わるとても危険な行為です。
駅や車の中で移動している時も、できるだけスマホは見ないようにしましょう。
荷物は膝の上か網棚へ
特に混雑している車内では、荷物が邪魔になることがあります。
お互いの荷物がぶつかってしまったり、スペースを取りすぎたりすれば、トラブルになってしまうでしょう。
基本的に、自分の荷物は膝の上か網棚に置きましょう。
通路にはみ出してしまったり、本来人が座れるはずの座席スペースに物を置いたりしないようにしてください。
着席時には、できるだけ荷物を自分の側に寄せるようにします。
リュックサックを持っている場合、そのままだと自分の見えない方向に幅を取ってしまいます。
人にぶつかる可能性もありますし、スリ被害などのリスクもあるので、肩から降ろして網棚に置いてしまうか手に持ったり抱えるのをおすすめします。
足元に置くと、周囲の人のスペースを取ってしまうだけではなく、他の人がつまずいてしまうリスクもあるのでできるだけ床に置かないようにしましょう。