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スポーツジムのマナー

次に使う人のことを考えよう

スポーツジムでは、使用するトレーニング機器もシャワーなどの施設も大勢が共有します。
そのため、手に触れるものはすべて次に使う人のことを考えることが、すべての人に求められるマナーといえるでしょう。

例えば、使用するトレーニング器具は、使用後には汗でべたついた部分はきちんとふき取りましょう。
汗でべたべたした器具に触れることは誰にとっても気分が悪いものですし、汗で滑って事故が起こるリスクも高まります。
スポーツジムには器具をふくためのタオルやワイプが設置されているので、きちんと正しく利用したいものです。

またダンベルなどの器具は、使ったら元あった場所に戻しておきましょう。
機器の使用時間は一定時間までとして、次にその器具を使いたい人のために何時間も占領するのは控えたいものです。
限られた数のトレーニング機器を大勢がシェアするため、ひとりで何台も機器を抑えるというのもNGです。
トレーニングを終えたら速やかに場所を譲りましょう。

気持ちよく施設を利用するためのマナーも大切

スポーツジムでは、気持ちよく施設を利用するためのマナーも必要です。
例えば、施設に入ったら積極的に挨拶をしましょう。
スタッフや、普段から顔を合わせる人とあいさつをすることで、お互いが気持ちよくトレーニングタイムを過ごせるでしょう。
挨拶といっても大げさなものではなく、軽く会釈したりアイコンタクト程度でOKです。

服装に気を付ける点もマナーで、自分では何気なくしている服装が実は他人に不快感を与えているかもしれません。
女性なら過度の露出はできるだけ避けるのが無難ですし、男性でも上半身裸で筋肉の具合を鏡でチェックするのは、トレーニングルーム内では避けるのが賢明です。
他人に不快感を与えないために厚着をする必要はありませんが、他人が目のやり場に困るような服装はNGです。

スポーツジムには、自身のトレーニング機器を持参することが認められている所がたくさんあります。
持参したものがほかの人の邪魔にならないように気を付けることは、大勢が安全に施設を利用する上ではとても大切なマナーです。
自分が床に広げているヨガマットやドリンクのボトルに人が躓いてけがをしないように、最大限の注意を払いたいものです。

譲り合いの精神が大切

スポーツジムに足を運ぶ人は、それぞれ使いたいトレーニング機器は異なります。
もしも同じタイミングで同じ機器を使いたい人がいたら、積極的に譲り合うことでお互い気分よく使えます。
特に使いたいトレーニング機器が複数あって、特定の順序でなくてもOKという人なら、他人に譲っても自身は別のトレーニング機器を使えば時間を無駄にすることはありません。

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