図書館のマナー
本や雑誌は丁寧に取り扱う
たくさんの本を読むことができて、勉強の場となる図書館は地域の教育の中心地の一つでもあります。
市民が自由に使える場であるからこそ、マナーを守って気持ちよくお互いに使いたいものです。
そのために、まず本や雑誌の取り扱いには十分注意しましょう。
ページを折ったり書き込みやマーク、切り取りは絶対にしてはいけない行為です。
たいていの図書館では、こうした本を見つけた場合資料として使えないものとみなすようにしていますので、財産を失ってしまうことになります。
本を読みながらの飲食もできるだけ避けましょう。
汚れたり濡れたりすると、本はダメになってしまいます。
風呂場に持ち込むのは避け、カバンの中に一緒にペットボトルを入れたり、雨の日そのまま持ち歩いたりする際には注意が必要です。
CDやDVDを視聴する際の注意点
図書館によっては、CDやDVDも借りたり図書館内で観たりできるようになっています。
その際には、ディスクを傷つけないようにケースからの出し入れには気を付けることが肝心です。
また、ディスクを生身のままで机の上に置くなどして、傷がついてしまうこともありますので、必ずケースに入れて保管するようにしましょう。
さらに、ほとんどの図書館でCDやDVDの返却はカウンターに直接返すこととしています。
休館日に返却ポストには入れないようにとお願いしているケースが大半で、重い本などに潰されてディスクが壊れてしまうからです。
本もそうですが、特にCD、DVDの場合は子どもの取り扱いに気を付ける必要があります。
ケースの上に乗って割ってしまったり、ディスクを触って傷つけてしまうことが多いからです。
親がしっかりと見守ると共に、子どもの手の届かないところに置いておくのがベストです。
図書館内での過ごし方
図書館の中では、みんなが本を読んだり勉強したりしています。
気を散らすことがないように、静香に過ごすのが最低のマナーです。
もし音楽を聴きながら読書や勉強をしたいのであれば、音量に注意して音が漏れないように気を付けましょう。
また、飲食やタバコは禁止となっているところがほとんどですので、ルールを守りましょう。
スマホやカメラでの写真撮影も原則禁止となっています。
貴重な資料の活用のために撮影が許可されることもありますので、どうしても必要なケースには前もって図書館に確認して申請しておく必要があります。
さらに、読んだ本をそのままにしておくことや、一度に大量の本を持ってキープするのはマナー違反です。
雑誌や新聞の最新のものは、他の人も読みたいと思っていることが多いので、読み終わったらすぐに戻してあげるのが親切でしょう。