車の運転のマナー
運転する時の基本的なマナーとは?
日本での生活において、ほとんどの場所で車というのは欠かせない交通手段となっています。
とても便利な道具である反面で、他の人に迷惑をかけトラブルになってしまうこともありますし、最悪の場合大きな事故につながってしまうこともあります。
そのため、ドライバーの責任として、単に交通法規を守る以上に、しっかりとマナーを守ることが大事なのです。
たとえば、信号待ちをしていて、信号が青になったからといって、いきなり急発進をする、前の車がすぐに動かないからとクラクションを鳴らすなどは避けるようにしましょう。
というのも、赤信号になっても突っ込んでくる車や歩行者がいることも珍しくないからです。
まずは、発進できるかどうかを確かめた上でアクセルを踏むのがベストです。
駐車場では、駐車枠の線の中に必ず納まるようにして、できれば枠の中心に車を停められるようにしましょう。
そうすることで、隣の車も車内から出やすくなりますし、ドアを他の車にぶつけてしまうなどの問題も避けることができます。
自分の意思を分かりやすく示す
他の走行車とのトラブルを避けるためにも、運転中自分の意思をはっきりと示すアクションを取るのは非常に大事です。
たとえば、ゆっくり走っている時に後ろから速いスピードで運転している車、特にあおってくる車を見た時は、すぐに左に寄るようにします。
その場合、寄る前に左ウィンカーを出して明確に意思表示をすると、後ろの車も道を譲ってくれることをすぐに理解してくれます。
パッシングは意思表示の一つの手段ですが、使い方を誤ると逆の意味を与えてしまうこともあるので注意が必要です。
たとえば、自分が交差点に対して直進車で、対向車線に右折車がいる場合、パッシングをすることで、先に右折をしていいですよという意思表示をすることになります。
その場合は、できるだけ手前からパッシングをすること、停車をするなどして明確にこちらの意思を理解してもらえるようにします。
そうしないと、相手は注意を促すためのパッシングをしていると勘違いしてしまうこともあるからです。
避けなければならない運転上のマナー
明確な法律違反とは別に、マナーの問題として避けなければならないものもあります。
たとえば、右左折をする時に、大きく逆側にふくらんでから曲がるという行為です。
後輪を引っかけたくないという気持ちの表れですが、後続車からするとかなりびっくりさせられる行為ですので避けましょう。
理由もないのに障害者スペースに駐車するというのも完全なるマナー違反です。
たとえ障害者マークを付けているとしても、障害者が乗っていないのであれば普通のスペースに停めるのがマナーです。