海外での基礎マナー【ベトナム編】

バイク社会の交通、日常のマナー

ベトナムのマナーについてですが、交通ルールがかなり独特なので良く理解しておいたほうが良いでしょう。
というのも、ベトナムでは「バイクの交通量が多い」ので、基本的にバイクを利用した移動手段が多く、交通手段は「バス、バイク」のどちらかになるケースが多いからです。
日本であれば、自動車のタクシーが数多く存在しますが、ベトナムでは「バイクの後部座席に乗る」という形で、目的地まで移動するというケースが多く、しかも、乗り心地はそれほど良くありません。

そのため、気分が悪い時は素早く運転手にそのことを伝える、もしくは途中で下りるようにするのもマナーです。
ベトナムの人は、気性が穏やかな人が多いため、ハッキリと物を言わないと伝わらないことが多いです。
このような交通、コミュニケーションのマナーを知っていると、ベトナムのマナーを良く理解している人物として、ベトナムの人と上手に付き合えるようになります。

それと、ベトナムは「施設そのものが不衛生」というケースが多いです。
なので、このことを理解して施設を利用するようにしたほうが、ベトナムで問題を引き起こさずに済むでしょう。
レストランのトイレなども不衛生であることが多いので、もし、衛生的な環境でトイレを利用したいという場合は、「ホテルで先に用をたす」ようにすると、気分良くホテル以外の施設を利用できるようになります。
それと、トイレは「詰まりやすい」ので、トイレに使用した紙などを捨てる際は、トイレの脇に設置されているゴミ箱に、紙などを捨てるようにしてください。

チップは一部のみ、日本とは異なる食事のマナーも

ホテルで支払うチップについてですが、「ベッドメイク」に対してはチップを支払ったほうが良いです。

ベトナムでは、チップを払うマナーが多く存在しませんので、ベッドメイク以外ではチップを支払わないでも良いとされています。
ただし、ベッドメイクに対しては「1万ドン(日本円に換算すると約100円)」が必要とされていますので、このようなベトナムのマナーを理解していると、ホテルを気持ち良く利用できるようになります。

次に、ベトナムで食事を行う際のマナーですが、「食器を持ち上げない」ことが重要となってきます。
スープなどを飲む際は「レンゲを用いて少しずつ飲む」ようにしましょう。
また、「飲料水はサービスで提供される」ケースが少ないので、注文しないと飲料水をもらえないことも理解しておいたほうが良いです。

飲料水だけでなく、「おしぼり」についてもサービス料金を取られることがあり、ベトナムでは日本円に換算して約10円で、おしぼりが提供されるというケースが多いです。
このように、食事の文化がかなり違っているので、そのことを理解してベトナムのマナーを守るようにしましょう。

最新記事

マナー講座

ビジネスマナー講座
冠婚葬祭
お問い合わせ