海外での基礎マナー【台湾編】

台湾でのマナーの基本

台湾は同じアジアであるということもあり、日本と街中の景色もよく似ています。
町を歩いていると、まるで日本にいるのではないか?と錯覚してしまうこともあるほどです。

基本的には文化も似ているので、日本人が日本での常識的なマナーを守っていればトラブルになることはまずないでしょう。
しかし、あくまでも日本と全く同じというわけではないので、知っておくべき習慣やルールをおさえておくことが大切です。

日本とは異なるマナー

日本でも徐々に定着しつつありますが、スーパーやコンビニでのレジ袋、台湾では全て有料です。
エコバッグを必ず持参しましょう。

また、レストランの中などは基本的に完全禁エリアとなっています。
喫煙席や喫煙スペースは、設けられていないと思った方が良いでしょう。
電車などの公共交通機関やホテルの中、空港、駅、オフィスなども全てが禁煙となっています。
特にホテルの中は、客室も禁煙なので注意しましょう。

しかし、バーなど未成年の立ち入りが禁止されているエリアであれば店内でも喫煙できる可能性があります。
午後9時以降限定で喫煙が許可されているエリアや店舗がありますが、万が一喫煙可能なエリアでなかった場合、マナー違反になるだけではなく罰金が科されることもあるので要注意です。
2019年の9月1日以降、条例によってコンビニや喫茶店の店舗周辺で喫煙した場合、最高で1万台湾元の罰金が科されることになりました。

またトイレ事情についてですが、台湾は日本と同じようにほとんどが水洗トイレです。
しかし、トイレでは紙を流さないように注意しましょう。
男女共に、紙は流すのではなく便器の横に設置されているゴミ箱に捨てる必要があります。
特に台湾の古いビルは排水管が細いため、水に溶けにくいティッシュペーパーやトイレットペーパーを流すと必ずと言っていいほど詰まってしまいます。

他にも、台湾ではフードコートや屋台で食べた後、片付けは自分でせずそのままにしておきます。
しかしファストフード店などでは日本と同じように、自分で片付けるのがマナーです。
また、レストランなどで食事を残してしまった場合、台湾では持ち帰るのが一般的なマナーです。
ダーパオといえば持ち帰り用の入れ物に入れてくれるので、食べ残しは放っておかず持って帰りましょう。

日本と同じマナー

日本と同じように、お店やバス電車などを待つ時にはバラバラと立つのではなく、きちんと一列に並びます。
この際、並んでいるのを無視して列に割り込むのは日本と同様にマナー違反とみなされます。

バスや電車など公共の乗り物には、日本と同じように優先席があります。
必要ない人が優先席に座るのは、当然ながらマナー違反です。

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