海外での基礎マナー【ポルトガル編】

ポルトガル特有のマナー

ポルトガルのマナーについてですが、ポルトガル人は他の国の人たちと比較して「物静か」という特徴があります。
そのため、「プライバシーに対して厳しい国」であることを理解し、あまり人のプライバシーについて、言及しないコミュニケーションが望ましいとされています。
例えば、「相手の年齢、職業」など、相手に対して気遣いをしないといけない部分に対して、何度も言及するようでは口をきいてもらえなくなる可能性が出てくるのです。

特に、ポルトガルは「女性を大事にしている」国でもあるので、「女性の年齢」を聞こうとすると、女性に強く抵抗されることもあります。
日本でも、年齢といった相手のプライバシーを根掘り葉掘り聞くのは良くないとされていますので、ポルトガルでは、特に注意したほうが良い・・・ということを理解して、ポルトガル人と接するようにしましょう。

それと、「用もないのに声をかける」というのも良くありません。
ポルトガル人の友だちが、知人を連れてきた場合は最低限のコミュニケーション(挨拶程度)を行うだけにしておき、相手からなにも聞かれない、コミュニケーションを取ろうとしてこないという場合は、そのような付き合いを継続したほうが良いです。
ポルトガル人の中には、面倒なコミュニケーションを嫌がっている人もいるので、無駄におしゃべりが長くなってしまうのは良くありません。

他にも、「用もないのに呼びつける」のも良くありません。
ポルトガル人は、自分だけの時間を大切にしている人が多いので、冗長なコミュニケーション、もしくは無駄な付き合いを嫌がるところがあるからです。

食事のマナー

ポルトガルのマナーの中には、食事に関するマナーも存在します。
例えば、「音を立てて食事をしない」というのは重要です。
近年では、国際的に重要なマナーとされることも増えてきたのですが、「食器を持ち上げてスープを飲む」、「スプーン、フォークなどで音を立てる」という行為が目立つと、周りの人から嫌がられることもあります。

日本で食事を行っている場合、にぎやかに食事を楽しむ人が多いため、海外ではこのようなマナーが存在することを知らずに、後になって恥をかいてしまう人が多くいるのです。

それと、「写真撮影にもマナーが存在する」ので、以下のことを理解して写真撮影を行うようにしてください。
まず、写真撮影は「声をかけてから行う」、次に「写真撮影は数回にとどめる」ようにしたほうが良いです。
というのも、ポルトガルには写真撮影禁止のエリアが数多く存在するだけでなく、写真撮影を快く思っていない人物が多いからです。
なんとなく相手が写真撮影を嫌がっている場合は、写真撮影を行わないほうが良いでしょう。

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