海外での基礎マナー【フィリピン編】

チップ、日常のマナー

フィリピンのマナーですが、日本とは違ったマナーが数多く存在するので注意してください。
例えば、「空港、ホテルのポーター」に対してチップを支払わないといけない、というマナーが存在します。
ポーターというのは荷物を運んでくれる人物なのですが、フィリピンのマナーとして、空港のポーターに対してもチップを出す必要があります。
フィリピン以外の外国のマナーであれば、「ホテルのみ」というケースが多いのですが、フィリピンにはこのような独自のマナーも存在するのです。

それと、「タクシー、レストランの利用料金」に対しても、追加料金を支払ったほうが良いというマナーが存在します。
追加料金は、元々の料金の10%分を意識して支払うようにしましょう。
ただし、レストランの場合は前もって追加料金が、利用料金に「サービス料金」という名目で加算されていることがあります。
このようなケースであれば、サービス料金と追加料金は同じものと扱って問題ないので、誤って追加料金を支払ってしまわないように注意しましょう。

フィリピンの日常マナーについてですが、フィリピンは「車の数が多い」という特徴があり、さらに、「信号機が切り替わった際に落ち着いて渡る」必要があります。
というのも、フィリピンでは信号機が切り替わった際も、止まらずに走行している自動車がいたりするからです。
信号機の表示についても日本のものとは違っているため、焦って渡ってしまわないように注意してください。

他にも、公共の交通機関では「手荷物検査」を行っていることを理解していると、フィリピンのマナーを良く理解できるようになります。
利用者の安全を確保するために行っているので、しっかりと協力するようにしてください。

喫煙、食事のマナー

フィリピンで行う喫煙についてですが、フィリピン独自のマナーが存在します。
例えば、「公共の空間は基本的に禁煙」、「歩きタバコ、ポイ捨ては禁止」となっているため、このようなフィリピンのマナーを無視して喫煙をしていると、罰金が発生することもあります。

食事についても、「スプーン、フォーク」を主体にして食事を行わなければなりません。
それと、「出された料理は食べ切らない」のも、フィリピン独自のマナーとされています。
すべて食べてしまうと、「おかわりを希望している」という扱いになるため、わざわざ飲食店のスタッフが気を利かせて、おかわりを持ってくることが多く、その後に残し過ぎるとマナーの悪い人物という評価を受けてしまいます。

以外かもしれませんが、今では「手づかみで料理を食べる」という文化がなくなりつつあります。
フィリピンで食事をとる際は、前述のようにスプーン、フォークを上手に使って食べるようにしましょう。

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