海外での基礎マナー【ミャンマー編】

ミャンマーでのマナーの基本

ミャンマーは、日本からのアクセスも比較的よく、観光地として人気のエリアです。
ただ、ミャンマーは日本と異なる文化も多いので、最低限のマナーやルールは覚えておくのが良いでしょう。
ミャンマーを訪れる前に最低限のマナーやルールは知っておけば、旅行や仕事で何の訪れた際の経験がもっとよくなることでしょう。

ミャンマーで、外国人観光客が失敗してしまいがちなマナーのひとつは、ミャンマーでパゴダ、つまり仏教寺院を訪れる場合です。
このパゴダをミャンマーで訪れる際は、土足禁止であることを覚えておきましょう。
日本の寺院などでは、建物の中では土足禁止であっても外であれば土足であってもよいことがほとんどでしょう。

しかし、ミャンマーの場合は敷地内すべてが土足禁止となっています。
たとえ外であっても、仏教施設の中であれば靴下や靴を脱いで裸足になる必要があります。
さらにミニスカートやノースリーブなど、膝上肩が露出してしまう服装もNGです。

パゴタでは、一部で女性禁制となっている場所があります。
代表的なところで言うと、マハムニ・パゴダや、チャイティーヨ・パゴダがあります。
これは、金箔を直接貼るという行為が男性にしか許されていないことと関係しています。
ミャンマーでは重要視されているルールなので、たとえ外国人であっても女性禁制のルールはきちんと守らなければなりません。

日本とは異なるマナー

仏教の僧侶に関係したマナーには、厳しいルールがあります。
特に、男性の僧侶と女性が触れ合うことはあり得ないこととされています。
ミャンマーには子供の可愛らしい僧侶も多くいますが、可愛いからといって頭をなでたり、むやみに触らないように注意しましょう。

何か失礼なことや知らず知らずのうちに相手の邪魔をしてしまったことに気付いたら、「すいません」というのは日本と同じです。
ミャンマーでは、「すみません」と2回謝るのが良いマナーとされています。

また、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ミャンマーには軍事施設や政府関係の建物が多くあります。
こういった場所、また軍人や警察官に向かってカメラを向けることは禁止されています。
最悪の場合、拘留されてしまう可能性もあるので注意しましょう。

日本と同じマナー

日本でも公共の場で騒いだり怒ったりするのはマナー違反とされていますが、ミャンマーではそれをさらに意識するのがよいでしょう。
ミャンマーは敬虔な仏教徒が多いので、怒りの感情を表立って周囲の人に見せることは非常に良くない行為とされています。

基本的にミャンマーの人は非常に穏やかなので、公共の場で怒鳴ったり怒ったりすることはありえません。
穏やかな性格のミャンマー人は、公共の場で騒ぐこともマナー違反とみなします。
大人数で行動していると、知らず知らずのうちについ騒いでしまい周囲に迷惑をかけることがあるので要注意です。

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