海外での基礎マナー【マレーシア編】

食事のマナー

まず、マレーシアでは「しっかりと食べる」というマナーが存在します。
そのため、日本人では考えられないほど、「食事後にまた食事をとる」という人がいるのです。
ですが、このような食生活は昔から見られる行為でもあるため、誤って注意しないほうが良いでしょう。

また、このような食生活を送っている人が多いので、「深夜になってから食事に誘われる」ということもあります。
好意があるのでこのような誘いを行っているだけなので、もし、余裕がある際はこのような誘いに乗ったほうが、マレーシア人と上手にコミュニケーションをとれるでしょう。

他にも、マレーシア人は「手を清潔にして食事をとる」というマナーが存在します。
そのため、マレーシア人がいる場所で手洗いをする際は、「石鹸を用いて手洗いをする、しっかりとタオルを使って手を拭く」ようにしましょう。

人によっては、手洗いを行った後にタオルではなく、上着などを使って手を拭くという人もいます。
ですが、このような行為はマレーシアでは「洗った内にはいらない」ので、このような食事のマナーを知っていると、清潔好きのマレーシア人と楽しい時間を過ごせるようになります。

食事の作法に関するマナー

マレーシアには、「食事の作法に関するマナー」も存在するので、以下についても理解してマナー意識を向上させておくと、マナー意識の高い人物として評価されることがあります。

まず、マレーシアでは「フォーク、スプーンを用いて食事をとる」ことが多いです。
日本であれば、和洋中によって「ハシ、フォークなどを使い分ける」という形で、食事をとることが多いものです。
ですが、マレーシアにはこのような文化がなく、上手にフォーク、スプーンを使える人が多いため、なるべくフォークなどの使い方をマスターしたほうが、上手に食事をとることができるようになります。

スプーンは右手、フォークは左手に置き、魚の煮物などを食べる際も、「スプーンを用いて身をすくって食べる」というマナーが存在するのです。
人によっては、あまりにもスプーンですくうのが難しいので、フォークを用いて肉などを刺してしまう人がいますが、これは汚い食べ方に分類されるので注意してください。
日本で食事を行う場合であれば、食べ物を素手でつかんで食べることとほぼ同じとなります。

それと、「力づくで食べない」のも食事の作法に関するマナーとなります。
マレーシアの食べ物の中には、鶏肉のようにかなり硬さを感じる食べ物も存在しますが、スプーンで少しずつすくって食べるようにしましょう。
身をスプーンで少しずつ切り分けて食べても良いので、フォークを使って力づくで食べるのは良くありません。

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