海外での基礎マナー【イタリア編】

チップの支払いは忘れずに

日本ではホテルを利用した際に、宿泊料金を支払っておくだけで、ホテルのスタッフがホテル内の案内、ベッドメイキングといったサービスを行ってくれます。
ですが、イタリアといった海外では、このようなサービスを施しているホテルが少ないと思っておいたほうが良いでしょう。
というのも、ホテルでスタッフがなにかしらの働きをした際は、それに応じたチップを支払ったほうが、イタリアのマナーを良く理解している人物として扱われるからです。

海外に存在するホテルのほとんどは、基本的にスタッフを呼び出してサービスを受けるというケースが多いです。
そのため、荷物を預ける際は50セント、ベッドメイキングをしてもらう際も50セントを渡すようにしておかないと、イタリアのマナーを理解していない人物として、宿泊中になにかしらの問題に遭遇することもあります。
例えば、チップが少な過ぎるとスタッフが優先して対処しないということも、海外のホテルであれば当然のように発生する問題なのです。
なので、先ほどのチップについても節約せずに、相場に見合ったチップを支払ったほうが健全な関係を築き上げられるでしょう。

それと、日本と同じでイタリアでも「レストラン、カフェといった公共の施設」では、全面的に禁煙となっているので注意してください。
日本であれば注意される程度で済むのですが、イタリアでは罰則に対して厳しい罰金を課している国でもあるので、知らなかった・・・では済まないこともあります。

他にも、イタリアで食事を取る際は「カチャカチャと音を立てて食べない」ことも大事です。
外国人は、日本人に比べて不器用であると思っている人もいますが、イタリア人は上品に料理を食べる人が多いので、パスタなどを食べる際も、上品にフォークで巻くようにして食べるようにして、すくい上げて食べないように注意してください。
このようなマナーに対しても日本よりうるさい国なので、食事中に注意されてしまうというケースも存在します。

お店に入る時に欠かせないことがある

買い物をする際も、イタリアのマナーを理解して接したほうが、気分の良い付き合いができるようになります。
例えば、イタリアで買い物をする際は「声をかけて入店する」ようにしましょう。
日本であれば、無言で入店しても怒られることはありません。
ですが、イタリアのマナーとして、入店時の時間に応じて挨拶をして入る方が、良い印象になりやすいことが多いでしょう。

例えば、午前中であれば「ボンジョルノ(こんにちは)」、夕方であれば「ボナセーラ(こんばんは)」と挨拶することが大事です。
退店する際も挨拶が大事で、その際は「アリヴェデルチ(さようなら)」と挨拶するようにします。

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