海外での基礎マナー【ドイツ編】

旅行、飲食のマナー

ドイツは、挨拶のマナーが日本と似通っています。
例えば、ドイツは「挨拶を大事にしている国」なので、日本のようになにげない場面でも良く挨拶を行う人が多いです。
そのため、「ダンケ(ありがとう)」、「グーテンターク(こんにちは)」、「チュス(さようなら)」という挨拶の言葉を知っていると、上手にドイツ人と付き合うことが可能となるでしょう。

ダンケ(ありがとう)を使用する場面ですが、道案内を受けた、落とし物を拾ってくれた場面などが該当します。
日本でも、このような場面に対してありがとうと言いますので、ドイツ語をしっかりと理解していると、円滑な人間関係を築き上げやすくなります。

また、ドイツには日本と大きく違っているマナーも存在します。
例えば、飲食中のマナーとして「音を立てないというマナー」が存在するので、飲食は速やかに終える、そして、音を出さないように配慮することが大事です。

それと、「スープなどを飲む際は食器を持ち上げない」のも大事とされています。
海外では基本的なマナーとされているのですが、ドイツでもスープなどを飲む際は、「スプーンを使用する」のが基本です。
カチャカチャと音を立てるのも良くありませんので、すべて飲むのが難しいという場合は、あえて数口だけスープを飲むようにして、飲み干さないという考え方も重要になってきます。

それと、ドイツでお酒を飲む際は「アイコンタクトを心がける」ようにしましょう。
同席の方とアイコンタクトを行い、グラスを掲げてから飲むまでの間は、しっかりと相手の目を見ていたほうが、礼儀正しい人物という評価を得られるのです。

日本では乾杯の音頭に関するマナーがありますが、ドイツを含む海外では、それほど音頭を取ることを重視していません。
なので、アイコンタクトに気を配り、お酒を飲む直前のムードを良くするように努めましょう。

喫煙、写真撮影のマナー

ドイツは喫煙、写真撮影に対して厳しいマナーを設けています。
例えば、喫煙は「公共施設内では禁煙」となっていますので、自由に喫煙できる施設が少ないことを前もって知っておいたほうが良いです。
また、ドイツは「地域によって禁煙制度が異なる」という特殊なルールも存在します。
なので、地域によって喫煙可能な施設はどこなのか理解し、そして、安全な状態で喫煙をされたほうが賢明です。

それと、写真撮影は「軍事施設、立入禁止区域」を理解すること、「近隣諸国との国境では写真撮影が禁止になっている」ことを理解してください。
交通機関(空港ターミナルなど)も、場所によっては撮影禁止というケースが存在するので、そのことも理解して写真撮影を行ったほうが安全です。

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