海外での基礎マナー【カナダ編】

お金のマナー

カナダのマナーについてですが、カナダには日本では考えられないようなお金のマナーが存在します。
例えば、10ドル以上の支払いが発生した際は、「硬貨で支払うことが禁じられている」ので注意してください。

日本であれば、お札、硬貨を合わせて支払いを行ったとしても、問題なく精算できます。
ですが、カナダでは硬貨で支払おうとしても、店側が受け取ってくれないというケースが多いのです。
なので、カナダでショッピングを楽しむ際は、硬貨を多く用意して支払いに応じるのではなく、お札を多く用意して支払いに応じたほうが良いでしょう。

もしくは、クレジットカード決済を利用すると良いです。
VISA、MasterCardといった海外でも利用できるクレジットカードであれば、支払いで面倒が起きるケースがほとんどありません。
ただし、使用可能なクレジットカードのブランドを確認していないと、お札、硬貨による支払いを命じられるので、ショッピングを行う前にそのような問題が発生しないか、事前に確認しておくのもマナーとなります。

カナダ特有のマナー

カナダ特有のマナーとなりますが、カナダは「寛容な政策」が目立つという独特なマナーが存在します。
そのため、宗教、文化に対して厳しい戒律が存在するわけではありません。
他の国では、宗教、文化に対して厳しい戒律が存在するため、「寺社を訪れる際は服装に注意したほうが良い」、「年上には敬意を払ったほうが良い」といった、その国特有のマナーが存在するものです。

しかし、カナダは多国籍社会でもあるため、様々な宗教、文化が存在する国となっています。
そのため、寺社などを訪問する際も、厳しい戒律を守らなければいけないというルールが少ないため、寺社を訪問した際も注意書きなどを見ることが少ないのです。

ただし、「衛生管理に対して厳しい国」であることを忘れてはいけません。
日本でも、「歩きタバコ、ポイ捨て、食べ歩き」などを禁じているエリアが存在しますが、カナダの場合は全域で前述のようなマナーを設けていることが多いです。

また、不用意に「人に触る」のも良くありません。
寛容な人物が多い国でもあるのですが、それほど、人と良くおしゃべりする、もしくはボディランゲージなどを駆使してコミュニケーションをとる、ということが多いわけではないので注意したほうが賢明でしょう。

後は、「政治に関する話」に注意したほうが良いです。
カナダの人たちは自国、外国に対して興味を持っている人が多く、国際社会全体を意識して生活している人が多いため、政治に関する話を誤ってしゃべってしまうと、コミュニケーション上のトラブルになってしまうこともあります。

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