海外での基礎マナー【カンボジア編】

日常、コミュニケーションのマナー

カンボジアのマナーですが、日本のマナーと似通っているマナー意識が存在するので、日本のマナーを知っていると対処しやすいという特徴があります。
例えば、カンボジアの寺院を参拝する際は、「肌を露出しない」ことが重要となってきます。
このようなマナーは、カンボジアにおいては日常的なマナーでもあるので、厳粛な場では肌を露出しないように注意してください。

それと、「僧侶は尊敬されている人物」なので、日本とは違い気楽に接するのは良くありません。
日本と似ていて、服装、身だしなみに対するマナーは存在するのですが、参拝時は厳粛なムードの中で人と接している・・・ということを理解し、僧侶に対して「握手、カメラ撮影」を迫ったりしないように注意しましょう。
日本では叱られることはあまりありませんが、海外では完全にNGとなっているケースも存在しますし、マナー違反者という扱いを受けることもあります。

次に、コミュニケーション上のマナーについて案内させていただきますが、カンボジアでは「頭は神聖なもの」という考え方があります。
なので、大人、子どもに関係なく「頭を触る、撫(な)でる」という行為は反感を買うことがあります。

また、カンボジアのマナーとして「政治の話をしない」というのも、守らないといけないマナーです。
というのも、現在、カンボジアの政治は複雑な状況にありますので、政治の話の影響でカンボジアの人と、関係がギクシャクしてしまうというケースがあるからです。
これらのことに注意して、カンボジアの人とコミュニケーションをとるようにしましょう。

チップ、喫煙、食事のマナー

カンボジアのホテルについてですが、「チップのマナー」に対して厳しい国ではないので、誤ってチップを渡してしまわないように注意しましょう。
チップを渡したとしても、チップのマナーがないホテルも存在しますので、特にサービスが改善される・・・というわけでもありませんし、サービス向上を期待していると、かえってホテルのスタッフとの関係が悪化してしまいます。

また、カンボジアは若い女性の喫煙者を偏見の目で見ることが多いです。
カンボジアだけでなく、すべての外国で言えることですが、喫煙をされる際は周りの目を意識して喫煙したほうが良いでしょう。
日本と同じで、喫煙席、喫煙専用ルームが存在する場合は、そのような空間を利用して喫煙されたほうが健全ですし、マナー意識も高まります。

それと、カンボジアで食事をとる際は「音を立ててはいけない」という、カンボジアのマナーを良く理解しておいたほうが良いです。
音を立てて、賑やかに食事をとることは良くないと考えられているため、このようなマナーも理解していると、カンボジアのマナーをさらに上手に守れるようになります。

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