ドローンのマナー
ドローン飛行禁止区域があることを覚えておく
ドローンを使ってできることはとても多く、趣味としてもビジネスとしても役立つマシンです。
しかも、数千円ほどで気軽に買える商品が出ていることや、素人でもちょっと練習すればある程度上手に操作できることなどから、世界中で普及しています。
しかし、気軽に操作できるということが、いろいろなトラブルを引き起こしているのも事実です。
そのため、日本においてはドローン飛行禁止区域が設けられていて、そのような場所でドローンを使うと法律違反となり逮捕されることもあります。
禁止区域としては、空港敷地内や周辺地域がまず挙げられます。
その他にも、米軍基地周辺などの軍事関連施設や、皇居などの重要施設があります。
こうしたところの監視は厳しく、実際に逮捕者が出てもいます。
一見大丈夫そうに見えるところでも禁止されていることがあるので注意
上記のような場所は、すぐに禁止区域であることが分かります。
しかし、一見すると問題のないようなところ、もしくは飛行可能区域に隣接して禁止されている区域が存在しているケースもあるので注意が必要です。
たとえば、高速道路や主要幹線道路、鉄道路線などがあります。
また、公園や公共施設などの大勢の人が集まる場所もドローン飛行が禁止されていることが多くなっています。
普通に飛ばしているつもりで、こうした場所に入り込んでしまうことは容易にありえます。
他にも、変電所や発電所、高圧電線が架かっているところなどは、接触してショートすることもあるので禁止されています。
法律上決まっていなくても、企業の敷地などもプライバシーを侵害しないようにということでシビアになっているところもあります。
他の人の迷惑にならないように
こうした禁止エリアでなくても、他人への迷惑ということを考えて使用を控えたり、事前に許可を取ったりした方がいいところもあります。
たとえば、高層ビルやマンションがあるところでは、盗撮をしていると勘違いされることが多いので、トラブルになる可能性が高いです。
さらに、私有地の上空に入ってしまうと、そのことでクレームを出されてしまうこともあります。
そうでなくても、人の上で飛ばしていると、その人が不快に思うこともありますので、迷惑をかけないようにしましょう。
基本的には住宅が密集しているところ、人が多くいるところでは、ドローンを飛ばすことによってトラブルが生じることがありえますので、慎重に判断しましょう。
自分としては全くそのつもりがなくても、勘違いして問題にする人もいますので、周りの状況をしっかりと確認してなんらかのリスクがないかどうかを考えてから飛ばすことが欠かせません。