会社の飲み会でのマナー
節度を守って飲み会に参加する
飲み会の会場には、基本は遅れないようにします。
5分や10分前ぐらいが適当であり、それぐらいの時間に到着するようにしましょう。
どうしても都合があり遅れるようならば、あらかじめ連絡をしておきます。
会社の飲み会は宴会とは違い、いわゆる飲みニケーションなどと言われている、交流の場です。
普段話せないようなことも、お酒の席だと話すことができ、上司と交流を深められます。
ただ節度を守って参加するべきであり、記憶がなくなるほどお酒を飲む、酔った勢いでセクハラをするなどのことは止めましょう。
周囲に気を配って行動する、上司を立てるなども必要ですが、このあたりは新人であれば気がついたら行う程度で良いです。
座る席については、会社で会議するときなどの席順と同じく、上司が上座になるのが良いですが、そこまで気を遣う必要はないです。
ただし上司が出入り口の前などは止めておき、ある程度配慮しましょう。
飲み会が始まると、上司が今日は無礼講だと言うかもしれません。
しかしこれは、無礼を働いても良いという意味ではなく、飲み会では上司と部下の立場関係なく、飲みましょうという意味です。
言葉通りの意味ととらえて無礼な態度を取ると、翌日冷たい目で見られることや、最悪退職勧告をされてしまいます。
お酒とお酌
飲み会が始まると、まずは飲み物を注文し、ビールがテーブルに運ばれます。
ビールが届いても、すぐに栓を開けて自分で注いで飲んではいけません。
乾杯するまでグラスには口を付けず、その場の空気を読みましょう。
すぐに乾杯するときや、食べ物が来てから乾杯するときなど、状況により違ってきます。
乾杯時は目上の人より上にグラスを上げると失礼になりますが、これはそれほど気にする必要はないです。
ただしあまりグラスを上に上げすぎず、適度な位置で乾杯しましょう。
お酒の飲めない方でも、グラスにビールなどを注ぎ、口を付けるぐらいはします。
特に新人の方は、まったく飲めませんと、一切お酒に手を出そうとしないのは、その場での印象を悪くします。
また他の人が、一口飲んだ後にさらに注ごうとするならば、そのときはお酒は飲めないと断りましょう。
乾杯が終わると、食事をして飲み物を飲んでいきます。
多くの場合にビールをお酒として注文しますが、上司のグラスが空になったなら、気がついたらお酌をしてあげましょう。
飲み会の終盤になると、お酌しようとしても、上司は断る事もあり、断られたら無理にお酌はせず、グラスは空のままにします。
また他の人からお酌の申し出があれば、あなたは飲めるなら引き受けましょう。
その場を盛り上げようと、一気飲みするようなことは、危険ですから控えてください。